証券外務員試験の損益通算とは?年内相殺·NISA対象外の整理

損益通算について、定義・根拠・試験での押さえ方をまとめます。証券外務員試験の「損益通算」は、同一課税年度内で譲渡損失と譲渡益を相殺する制度です(第223問·第502問)。NISA口座内の損益は非課税のため通算の対象外です(第502問選択肢2)。「源泉徴収と完全同一」「NISA内も通算対象」「年度を跨いで自由相殺」が定番の引っかけです。

この記事の要点

この記事では、損益通算の意味と試験での見方を、問題の解説に沿って整理します。

  • 損益通算は同一課税年度内で有価証券等の譲渡損失と譲渡益を相殺する税制上の制度である
  • NISA口座内の譲渡損益は非課税のため、損益通算の対象外である
  • 損益通算と譲渡益課税·源泉徴収·基準価額算定とは別の概念である
  • 根拠:所得税法
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この記事の信頼性について

執筆証外マスター編集部(学習用語、過去問の復習導線、試験ガイドを整理する編集チーム)
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事実確認日2026-06-16
主な参照元

1まず押さえる要点

同一課税年度内で譲渡損失と譲渡益を相殺する制度。NISA口座内の損益は対象外

2試験で押さえるポイント

  • 損益通算は同一課税年度内で有価証券等の譲渡損失と譲渡益を相殺する税制上の制度である
  • NISA口座内の譲渡損益は非課税のため、損益通算の対象外である
  • 損益通算と譲渡益課税·源泉徴収·基準価額算定とは別の概念である
  • 根拠:所得税法を条文とセットで確認する

3定義と基本理解

同一課税年度内で譲渡損失と譲渡益を相殺する制度。NISA口座内の損益は対象外。

損益通算は有価証券等の譲渡損失譲渡益同一課税年度内で相殺する税制上の制度として整理します。

NISA口座内の損益は非課税のため通算の対象外です。

所得税法は上場株式等の譲渡所得等を定めます。 損益通算は年内相殺同一年内の損益を相殺して課税所得を計算する話です。 試験では定義確認と対象外·混同が中心です。 演習では第223問·第502問·第1265問が定番です。

対象は課税口座(特定·一般)の譲渡損益。 NISA口座内の損益は非課税のため通算の対象外です(第502問選択肢2·第183問)。 特定口座(源泉あり)では損益通算のうえ源泉徴収され原則申告不要にできる場合があります(第131問·第233問)。 譲渡益課税課税の中身源泉徴収天引き手続—いずれも損益通算そのものとは別概念です(第502問選択肢3·第510問)。 異なる課税年度の損益を自由に相殺できるわけではありません(第502問選択肢4)。 基準価額算定·繰越控除(別制度)との混同肢も頻出です(第502問選択肢5)。

混同しやすい用語との違い(一覧)

用語押さえる要点
損益通算同一課税年度内で譲渡損失と譲渡益を相殺する制度。NISA口座内の損益は対象外
譲渡益課税課税口座で上場株式等の譲渡益に課される税金。NISA枠内の譲渡益は非課税
NISA配当·譲渡益を非課税とする個人向けの税制優遇制度。対象商品·投資枠·上限が法令で定められる
源泉徴収証券会社等が譲渡益に係る所得税等を天引きする制度。特定口座(源泉あり)と連動

数値・手続の正誤は演習と公式テキストで必ず確認してください。

所得税法は、上場株式等の譲渡所得等を定めます。損益通算は年内相殺同一年内の損益を相殺して課税所得を計算する話です。

5選択肢で問われやすい点

損益通算の定番引っかけは、NISA内も通算対象とする肢、源泉徴収·譲渡益課税と完全同一とする肢、異なる年度を自由相殺とする肢、基準価額算定·繰越控除と混同する肢です。

正解の型は「同一課税年度内の譲渡損益相殺」「NISAは対象外」「課税·徴収·算定とは別」側です。

問題文の「NISA」「同一」「年度」がトリガー語です。

6よくある誤解・注意点

NISA口座内も損益通算の対象と読む肢が最多です(第502問)。NISA=非課税、通算=課税口座の年内相殺です。源泉徴収と完全同一(第502問·第510問)·年度跨ぎ自由相殺(第502問選択肢4)·基準価額算定の制度(第502問選択肢5)も頻出です。「対象口座/相殺範囲/別制度」の3列表を白紙から書いてください。

7覚え方・整理のコツ

損益通算=同一年内の譲渡損益相殺。NISA内は対象外。課税·徴収·算定は別。年度跨ぎ不可。

最後に「損益通算」が登場する過去問を1問解き、選択肢の根拠まで言語化して整理してください。

8例題で確認

9よくある質問

損益通算とは何ですか?
課税口座で売買した有価証券等について、同一年内譲渡損失譲渡益相殺して課税所得を計算する税制上の制度です(第223問·第502問)。キーワードは「同一課税年度」「譲渡損益の相殺」「課税口座が対象」の3語。税金の徴収方法(源泉徴収)や非課税枠(NISA)とは別レイヤーとして整理します。
NISA口座は対象外か?
第502問の核心論点です。NISA枠内の配当·譲渡益は非課税のため、そもそも課税計算の対象になりません(第183問·第502問選択肢2)。損益通算は課税口座(特定·一般)の譲渡損益を年内で相殺する制度—NISA列は表の対象外行、と覚えてください。「NISA内も通算対象」は定番の誤り肢です。
よくある混同·誤解は?
第502問の誤答肢がそのまま試験パターンです。①源泉徴収(第233問)→天引き徴収で相殺制度ではない。②基準価額算定(第42問)→投信価格の算定。③年度跨ぎ相殺(選択肢4)→同一課税年度内に限定。④繰越控除→別制度(演習解説参照)。「同一」「算定」「自由に相殺」の語を見たら警戒してください。
試験ではどう問われますか?
二種で第223問(〇×)·第502問(五肢)を先に確認。一種は第1265問(定義)·第1270問(通算≠徴収)·第1350問も代表。解く順番は4段。①同一課税年度内か。②NISA対象外か。③源泉·課税と同一か。④年度跨ぎ·算定混同か。演習DBで8問を10分以内に解き混同パターンをノート化。

記事の基本情報

対象試験証券外務員(一種・二種)
分野金融商品・サービス
重要度B
法令・根拠所得税法
関連タグ税制 / 編集合格

公式情報の確認

損益通算は、証券外務員(一種・二種)の学習で押さえたい用語です。制度、数値、義務の有無は年度や法令改正で変わることがあるため、受験前には公式情報も確認してください。

注意:本ページは学習用の要点整理です。出題範囲・法令・公式見解は変更される場合があります。本番前には必ず試験実施団体や法令原文などの公式情報を確認してください。