証券外務員試験の上場株式とは?非上場株·店頭との違いと試験の論点

上場株式について、定義・根拠・試験での押さえ方をまとめます。証券外務員試験の「上場株式」は、金融商品取引所上場公開市場売買される株式です(第141問·第333問·第218問)。キーワードは取引所·公開市場·流動性。「無記名式が原則」「譲渡制限と同様に自由売買」「店頭売買と同一の場」が定番の引っかけです。

この記事の要点

この記事では、上場株式の意味と試験での見方を、問題の解説に沿って整理します。

  • 上場株式は金融商品取引所に上場し公開市場で売買される株式会社の株式である
  • 原則単元株式数単位で売買され、現代の上場株式は原則記名式有価証券である
  • 譲渡制限株式や店頭有価証券とは売買の場や譲渡の自由度が異なる
  • 根拠:金融商品取引法第67条
  • 関連する用語解説や過去問へ進む

この記事の信頼性について

執筆証外マスター編集部(学習用語、過去問の復習導線、試験ガイドを整理する編集チーム)
確認証外マスター編集部(公開前に公式情報、法令情報、サイト内の関連ページとの整合性を確認)
事実確認日2026-06-16
主な参照元

1まず押さえる要点

金融商品取引所に上場し公開市場で売買される株式。原則単元株式数単位·記名式。継続開示義務あり

2試験で押さえるポイント

  • 上場株式は金融商品取引所に上場し公開市場で売買される株式会社の株式である
  • 原則単元株式数単位で売買され、現代の上場株式は原則記名式有価証券である
  • 譲渡制限株式や店頭有価証券とは売買の場や譲渡の自由度が異なる
  • 根拠:金融商品取引法第67条を条文とセットで確認する

3定義と基本理解

金融商品取引所に上場し公開市場で売買される株式。原則単元株式数単位·記名式。継続開示義務あり。

金融商品取引所に上場し、公開市場(取引所金融商品市場)で売買される株式会社の株式として整理します。

原則単元株式数(東証は100株)単位で売買されます。

金融商品取引法第67条は、金融商品取引所に上場している有価証券を上場有価証券と定義します。 試験では定義·単元·記名式·混同注意が中心です。 演習では第141問·第331問·第332問·第343問が定番です。

上場株式とは、金融商品取引所上場し、公開市場取引所金融商品市場)で売買される株式会社の株式です(第141問·第333問·第218問)。 新規公開(IPO)完了後に形成される典型例です。 非上場株より流動性が高いです。 発行者には継続的開示義務が課されます(第141問解説)。

混同しやすい用語との違い(一覧)

用語押さえる要点
上場株式金融商品取引所に上場し公開市場で売買される株式。原則単元株式数単位·記名式。継続開示義務あり
新規公開未上場株を不特定多数に売り出す初上場のイベント。IPOと呼ばれ、上場審査·引受·開示手続を経て上場株式となる
市場区分上場会社を流動性·ガバナンス等で分類する区分。東証は2022年4月再編後プライム·スタンダード·グロースの3区分
普通株式議決権·利益配当請求権·残余財産分配請求権を通常どおり行使できる会社法上の標準的な株式(種類株の対比で出題)

数値・手続の正誤は演習と公式テキストで必ず確認してください。

金融商品取引法第67条は、金融商品取引所に上場している有価証券を上場有価証券と定義します。試験では定義·単元·記名式·混同注意が中心です。

5選択肢で問われやすい点

上場株式の定番引っかけは、無記名式原則、譲渡制限株との同一視、店頭売買·店頭有価証券との場所混同、単元株式数と投信口数の同一視、非上場株と開示義務が同じ想定です。

正解の型は「取引所に上場·公開市場売買」「原則単元·記名式」「継続開示あり·流動性高」側です。

問題文の「無記名」「自由売買可(譲渡制限)」「店頭」「投信口数同一」がトリガー語です。

6よくある誤解・注意点

現代の上場株式は無記名式が原則と読む肢が最多です(第332問)。上場株は記名式原則で株主名簿管理です(第331問)。譲渡制限株式は上場株と同様に市場で自由売買できる(第343問)·店頭売買は取引所市場での売買(第405問選択肢3)·単元株式数=投信受益権口数(第351問選択肢3)も典型です。「売買の場/譲渡の自由度/単元」の3軸表を白紙から書けるか確認してください。

7覚え方・整理のコツ

上場株=取引所·公開市場·流動性。100株単元·記名式原則。譲渡制限≠自由売買。店頭≠取引所。「無記名原則」肢に注意。

最後に「上場株式」が登場する過去問を1問解き、選択肢の根拠まで言語化して整理してください。

8例題で確認

9よくある質問

上場株式とは何ですか?
金融商品取引所上場し、公開市場売買される株式です(第141問·第333問)。英語表記ではlisted stock。東証プライム等に上場する普通株式が試験で想定される典型例です。「取引所·公開市場·売買」の3語が定義の核になります。
非上場株·譲渡制限株式との違いは?
第343問は「譲渡制限=自由売買可」を誤りとします。非上場株は取引所に上場しておらず公開市場売買の対象外が典型です。譲渡制限株式は定款で会社承認が必要でクローズドカンパニー等の非上場株に多く見られます(第103問)。上場株は承認不要で市場売買可能—「譲渡の自由度」で2列表にしてください。
店頭売買·店頭有価証券との違いは?
第405問は「店頭=取引所市場」を誤りとします。上場株式の通常売買は取引所金融商品市場(公開市場)で行われます(第218問)。店頭売買は取引所の市場以外の売買で、店頭有価証券(非上場株等)と関連します(第146問·第156問)。整理軸は「商品(上場株か店頭株か)」と「(取引所かOTCか)」です。
単元·記名式は試験でどう問われますか?
市場売買は原則単元株式数単位—東証100株(第92問·第351問)。投信口数との同一視(第351問選択肢3)が定番です。記名式は第331問(正)·無記名式原則は第332問(誤)の〇×ペアで出題されます。IPO記事「新規公開」→本記事→「単元株式数」の3ページを順に読むと流れがつかめます。

記事の基本情報

対象試験証券外務員(一種・二種)
分野金融商品・サービス
重要度B
法令・根拠金融商品取引法第67条
関連タグ株式 / 上場 / 編集合格

公式情報の確認

上場株式は、証券外務員(一種・二種)の学習で押さえたい用語です。制度、数値、義務の有無は年度や法令改正で変わることがあるため、受験前には公式情報も確認してください。

注意:本ページは学習用の要点整理です。出題範囲・法令・公式見解は変更される場合があります。本番前には必ず試験実施団体や法令原文などの公式情報を確認してください。