証券外務員試験の普通株式とは?種類株との違いと株主権

普通株式について、定義・根拠・試験での押さえ方をまとめます。証券外務員試験の「普通株式」は、標準型の株式として議決権·配当·残余財産分配の3権を原則どおり持つ点が核心です。1株1票(会社法第189条)と、種類株式・優先株式との「常に同一ではない」対比をセットで覚えます。「株式」全体との包含関係も混同しやすい論点です。

この記事の要点

この記事では、普通株式の意味と試験での見方を、問題の解説に沿って整理します。

  • 普通株式は標準型で、原則1株1票·利益配当·残余財産分配の3権を整理する
  • 種類株式は普通株式以外、優先株式は配当等で優先され得る種類株と対比する
  • 株式(出資持分)と普通株式(類型)の包含関係を混同しない
  • 根拠:会社法第108条
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この記事の信頼性について

執筆証外マスター編集部(学習用語、過去問の復習導線、試験ガイドを整理する編集チーム)
確認証外マスター編集部(公開前に公式情報、法令情報、サイト内の関連ページとの整合性を確認)
事実確認日2026-06-16
主な参照元

1まず押さえる要点

議決権·利益配当請求権·残余財産分配請求権を通常どおり行使できる会社法上の標準的な株式(種類株の対比で出題)

2試験で押さえるポイント

  • 普通株式は標準型で、原則1株1票·利益配当·残余財産分配の3権を整理する
  • 種類株式は普通株式以外、優先株式は配当等で優先され得る種類株と対比する
  • 株式(出資持分)と普通株式(類型)の包含関係を混同しない
  • 根拠:会社法第108条を条文とセットで確認する

3定義と基本理解

議決権·利益配当請求権·残余財産分配請求権を通常どおり行使できる会社法上の標準的な株式(種類株の対比で出題)。

普通株式は、株式会社の最も基本的な株式類型です。

原則として1株1票の議決権と、剰余金配当·残余財産分配請求権を有します。

会社法第189条。

  • 株主総会における議決権行使を定め
  • 原則1株1票とし

普通株式の株主は、通常議決権·利益配当請求権·残余財産分配請求権を有します。 定款で権利内容を分けない場合の標準株が普通株式です。

会社法第108条は、配当·残余財産·議決権等の内容が異なる二以上の種類株式を発行できるように定めます。 「定款により内容が異なる複数種類の株式のうち、普通株式以外の株式」と整理するのが定番です。 優先株式は配当·残余財産で普通株より優先され得る代表例です(議決権制限の設計もあり得る)。 「普通株=優先株=常に同一」という肢は誤答です。

混同しやすい用語との違い(一覧)

用語押さえる要点
普通株式議決権·利益配当請求権·残余財産分配請求権を通常どおり行使できる会社法上の標準的な株式(種類株の対比で出題)
株式株式会社への出資持分(株主としての社員たる地位)。株券はその表示方法、上場株は口座簿記が原則
種類株式定款で内容が異なる普通株式以外の株式(優先株式等)。株主平等の原則(同種内)とは両立する
優先株式配当·残余財産の分配等で普通株式より優先され得る種類株式の代表例(議決権制限の設計もあり得る)

数値・手続の正誤は演習と公式テキストで必ず確認してください。

会社法第108条は、配当·残余財産·議決権等の内容が異なる二以上の種類株式を発行できるように定めます。「定款により内容が異なる複数種類の株式のうち、普通株式以外の株式」と整理するのが定番です。

会社法第189条は、株主総会における議決権行使を定め、原則1株1票とします。普通株式の株主は、通常議決権·利益配当請求権·残余財産分配請求権を有します。

5選択肢で問われやすい点

普通株式と優先株式·種類株式の「完全同一」肢、株式全体との同一視、社債型の誤りが定番です。

正解の型は「標準型」「1株1票」「3権を原則保有」側です。

問題文で「種類株式」と出たら普通株以外、「最も基本的な株式」と出たら普通株、と語のトリガーを先に確認してください。

6よくある誤解・注意点

普通株式と優先株式を常に同一視する誤りが多いです。種類株式を「普通株を含む総称」とする肢も典型です。株式(出資持分)と普通株式(類型)の包含関係を逆にするパターン、CBを最初から普通株とする肢も見落としやすいです。

7覚え方・整理のコツ

普通=標準型。1株1票+配当+残余。種類株=普通以外。優先=配当等で先行。株式⊃普通株。

最後に「普通株式」が登場する過去問を1問解き、選択肢の根拠まで言語化して整理してください。

8例題で確認

9よくある質問

普通株式とは何ですか?
普通株式は、株式会社の最も基本的な株式類型です。原則として議決権(1株1票·会社法第189条)、利益配当請求権残余財産分配請求権を有します。定款で権利内容を分けない場合の標準株がこれに当たります。まず3権と1株1票を1行ずつ書けるようにしてください。
種類株式·優先株式との違いは?
試験では種類株式=普通株式以外(会社法第108条の類型)と覚えます。優先株式は配当·残余財産で普通株より優先され得る代表例です。「常に完全同一」「種類株=普通株を含む総称」は定番の誤答です。普通株/優先株/種類株を「議決権·配当·残余」の表で比較すると整理しやすいです。
「株式」と普通株式は同じですか?
同一ではありません。株式は会社法上の出資持分(社員たる地位)を指し、普通株式はその類型の一つです。CBや転換社債は転換前は社債、新株予約権も行使前は株式ではありません。用語「株式」記事の持分·株券の整理とセットで復習してください。
試験でどう問われますか?
二種·一種とも1株1票優先株との差株主平等が中心です。演習では第301問(1株1票)·第1272問(基本型)·種類株との五肢(完全同一肢)を優先復習してください。合否は総合7割(二種70問120分·300点·210点、一種100問160分·440点·308点)—分野別足切りはありません。

記事の基本情報

対象試験証券外務員(一種・二種)
分野金融商品・サービス
重要度B
法令・根拠会社法第108条 / 会社法第189条
関連タグ株式 / 基本 / 編集合格

公式情報の確認

普通株式は、証券外務員(一種・二種)の学習で押さえたい用語です。制度、数値、義務の有無は年度や法令改正で変わることがあるため、受験前には公式情報も確認してください。

注意:本ページは学習用の要点整理です。出題範囲・法令・公式見解は変更される場合があります。本番前には必ず試験実施団体や法令原文などの公式情報を確認してください。