証券外務員試験の株式とは?出資持分と株券の違い

株式について、定義・根拠・試験での押さえ方をまとめます。証券外務員試験の「株式」は、出資持分(会社法)株券(金商法上の表示)を分けて覚えるのが核心です。上場株は口座簿記が原則で、100株で1単元となる場面も多いです。社債との違いは出資者/債権者、議決権は種類株·単元未満株に例外がある点も押さえます。

この記事の要点

この記事では、株式の意味と試験での見方を、問題の解説に沿って整理します。

  • 株式(出資持分)と株券(有価証券としての表示)を分けて説明できる
  • 上場株式は原則株券を発行せず口座簿記で管理される
  • 単元株式数(原則100株)と1株1票·議決権の例外(種類株·単元未満株)を整理する
  • 根拠:会社法
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この記事の信頼性について

執筆証外マスター編集部(学習用語、過去問の復習導線、試験ガイドを整理する編集チーム)
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事実確認日2026-06-16
主な参照元

1まず押さえる要点

株式会社への出資持分(株主としての社員たる地位)。株券はその表示方法、上場株は口座簿記が原則

2試験で押さえるポイント

  • 株式(出資持分)と株券(有価証券としての表示)を分けて説明できる
  • 上場株式は原則株券を発行せず口座簿記で管理される
  • 単元株式数(原則100株)と1株1票·議決権の例外(種類株·単元未満株)を整理する
  • 根拠:会社法を条文とセットで確認する

3定義と基本理解

株式会社への出資持分(株主としての社員たる地位)。株券はその表示方法、上場株は口座簿記が原則。

株式は会社法上の出資持分(株主としての社員たる地位)であり、株券は金商法上の表示用有価証券です。

上場株は原則口座簿記で、社債のように元本保証や満期償還はありません。

会社法上、株式は株式会社の出資持分です。 株主は社員として株主総会で議決権を行使し、剰余金があれば配当を請求できます。 「株主=会社の所有者」と短絡せず、出資者としての権利義務(有限責任等)で理解してください。

  • 議決権は原則1株1票ですが
  • 種類株式で議決権を付さない設計があり
  • 単元未満株式は原則として議決権を行使できません

金融商品取引法第2条第1項は株券を第一項有価証券として列挙します。 株券は株式を表示する有価証券であり、株式そのものと同一語ではありません。 上場株式は原則株券を発行せず、証券保管振替機構等の口座簿記で管理されます。 東証等では単元株式数が原則100株のため、普通株100株保有は1単元分の株式です(100株=100単元ではありません)。

混同しやすい用語との違い(一覧)

用語押さえる要点
株式株式会社への出資持分(株主としての社員たる地位)。株券はその表示方法、上場株は口座簿記が原則
有価証券第1項は国債証券·株券·受益証券·CP等を列挙。派生商品は現物有価証券と別カテゴリ
普通株式議決権·利益配当請求権·残余財産分配請求権を通常どおり行使できる会社法上の標準的な株式(種類株の対比で出題)
社債会社が発行する金銭債権(債券)。転換社債(CB)は転換権付きの派生形態

数値・手続の正誤は演習と公式テキストで必ず確認してください。

会社法は、株式は株式会社の出資持分について定めた条文です。株主は社員として株主総会で議決権を行使し、剰余金があれば配当を請求できます。

金融商品取引法第2条は、第1項は株券を第一項有価証券として列挙します。株券は株式を表示する有価証券であり、株式そのものと同一語ではありません。

5選択肢で問われやすい点

株式と株券の混同、株主=債権者、元本保証·定額配当の断定が繰り返し出ます。

正解の型は「出資持分」「社員としての権利」側です。

試験用語で「株主の権利を表示する有価証券」と出る場合は株券の側面を問う設問であることが多い—この点にも注意してください。

6よくある誤解・注意点

株式と株券を同一視する誤りが多いです。株式=持分、株券=表示、と分けてください。株主を金銭債権者とする肢、100株=100単元とする肢も典型です。議決権は種類株·単元未満株で例外があるため「必ず行使できる」とは限りません。

7覚え方・整理のコツ

持分(株式)≠表示(株券)。上場=口座簿記、100株=1単元。株≠債。議決権に例外あり。

最後に「株式」が登場する過去問を1問解き、選択肢の根拠まで言語化して整理してください。

8例題で確認

9よくある質問

株式と株券の違いは?
株式は会社法上の出資持分(株主としての社員たる地位)です。株券は金商法上、株式を表示する有価証券です—同一語ではありません。非上場会社でも株式(持分)は存在しますが、株券の発行·記載方法は会社の選択や法制に従います。まず「持分」と「表示」を2列で書き分ける練習から始めてください。
株式と社債の違いは?
株式は出資持分で、株主は社員として権利を行使します。社債は会社への貸付(債権)で、利息·満期償還を請求できます。「株主=会社の所有者」ではなく出資者、と整理してください。四択の「株主=債権者」は定番の誤答です。会社法(e-Gov)で社員·株式の条文を確認してください。
議決権はいつでも行使できますか?
必ずしもそうではありません。原則は1株1票ですが、種類株式で議決権を付さない設計があり、単元未満株式は原則議決権を行使できません(会社法第189条第2項)。配当も剰余金の範囲で決議され、毎年同額が保証されるわけではありません。演習10問で「議決権なし種類株」「単元未満」のタグ付け復習が有効です。
上場株式はどのように管理されますか?
原則株券を発行せず、証券保管振替機構等の口座簿記(電子管理)です。売買単位は単元株式数(東証等では原則100株=1単元)で設定されます。100株保有は1単元分の株式であり、「100株=100単元」ではありません。用語「上場株式」「単元株式数」とセットで確認してください。

記事の基本情報

対象試験証券外務員(一種・二種)
分野金融商品・サービス
重要度A
法令・根拠会社法 / 金融商品取引法第2条
関連タグ株式 / 基本 / 編集合格

公式情報の確認

株式は、証券外務員(一種・二種)の学習で押さえたい用語です。制度、数値、義務の有無は年度や法令改正で変わることがあるため、受験前には公式情報も確認してください。

注意:本ページは学習用の要点整理です。出題範囲・法令・公式見解は変更される場合があります。本番前には必ず試験実施団体や法令原文などの公式情報を確認してください。