証券外務員試験の社債とは?株式との違いと試験の論点

社債について、定義・根拠・試験での押さえ方をまとめます。証券外務員試験の「社債」は、会社が発行する金銭債権(債券)です(第11問·第19問·第64問)。利息·満期償還請求権はありますが、株主総会の議決権はありません(第112問)。「元本·利息が法的に保証される」「株式と同一」は定番の引っかけです。

この記事の要点

この記事では、社債の意味と試験での見方を、問題の解説に沿って整理します。

  • 社債は会社が発行する債券で、利息·満期償還請求権等の金銭債権を表示する
  • 金融商品取引法第2条第1項の有価証券(社債券)に該当する
  • 社債権者は債権者であり、株主総会の議決権は原則行使できない
  • 関連する用語解説や過去問へ進む

この記事の信頼性について

執筆証外マスター編集部(学習用語、過去問の復習導線、試験ガイドを整理する編集チーム)
確認証外マスター編集部(公開前に公式情報、法令情報、サイト内の関連ページとの整合性を確認)
事実確認日2026-06-16
主な参照元

1まず押さえる要点

会社が発行する金銭債権(債券)。転換社債(CB)は転換権付きの派生形態

2試験で押さえるポイント

  • 社債は会社が発行する債券で、利息·満期償還請求権等の金銭債権を表示する
  • 金融商品取引法第2条第1項の有価証券(社債券)に該当する
  • 社債権者は債権者であり、株主総会の議決権は原則行使できない

3定義と基本理解

会社が発行する金銭債権(債券)。転換社債(CB)は転換権付きの派生形態。

会社が資金調達のため発行する債券として整理します。

社債権者は会社に対する金銭債権者であり、利息の受取や満期の元本償還を請求できます。

金融商品取引法第2条は、第1項で社債券を有価証券として列挙します。 試験では第11問·第19問·第64問·第1080問が定番です。

社債は会社が発行する債券であり、社債権者は金銭債権者です。 契約に基づき満期に元本の償還を請求できます(第11問·第64問)。 利息(利子)の受取が定められる場合もあります。

混同しやすい用語との違い(一覧)

用語押さえる要点
社債会社が発行する金銭債権(債券)。転換社債(CB)は転換権付きの派生形態
有価証券第1項は国債証券·株券·受益証券·CP等を列挙。派生商品は現物有価証券と別カテゴリ
株式株式会社への出資持分(株主としての社員たる地位)。株券はその表示方法、上場株は口座簿記が原則
転換社債一定条件で発行会社の株式に転換できる社債。CB(コンバーチブルボンド)と同一概念

数値・手続の正誤は演習と公式テキストで必ず確認してください。

金融商品取引法第2条は、第1項で社債券を有価証券として列挙します。試験では第11問·第19問·第64問·第1080問が定番です。

5選択肢で問われやすい点

社債の定番誤答は、株式との混同(議決権·出資者地位)、元本·利息の法的保証、有価証券非該当です。

正解の型は「会社発行の金銭債権」「満期償還請求権」「金商法上の有価証券」側です。

問題文の「保証される」「議決権」「株式と同一」がトリガー語です。

6よくある誤解・注意点

株式と同一·議決権必至と読む肢が最多です(第64問·第93問)。次に元本·利息が法的に保証される(第19問·第498問選択肢5)が典型です。有価証券に該当しない肢も株·債の混同とセットで見落としやすいです(第1080問)。

7覚え方・整理のコツ

社債=会社発行の金銭債権。償還請求権あり·保証なし。議決権なし(株≠債)。「保証」「同一」肢に注意。

最後に「社債」が登場する過去問を1問解き、選択肢の根拠まで言語化して整理してください。

8例題で確認

9よくある質問

社債とは何ですか?
会社が資金調達のため発行する債券です。社債権者は会社に対する金銭債権者であり、利息の受取や満期の元本償還を請求できます(第11問·第64問)。金融商品取引法第2条第1項の有価証券(社債券)に該当します。「会社が発行する債券であり、金銭債権を表示する有価証券である」は定義確認の正解候補になりやすいです。
株式との違いは?
株式出資持分·社員としての地位を表し、議決権·配当請求権等を有します。社債債権者の地位であり、株主総会で議決権を行使できません(第112問·第52問)。満期償還請求権は社債の特徴で、株式にはありません(第2問)。「株主=債権者」「株式と同一·議決権必至」は定番の誤答です。
元本は保証されますか?
保証されません。社債権者は満期に償還を請求する権利(返済義務)はありますが、元本·利息が法的に保証されるわけではありません(第19問·第1080問)。発行会社の信用悪化で支払不能となるリスクがあります。「返済義務」と「必ず払われる保証」を混同しないことが試験の核心です。
試験でどう問われますか?
二種·一種とも定義·有価証券該当性株式との対比·返済義務≠保証が中心です。演習では第11問·第19問·第64問(二種)·第1080問·第1075問(一種)·第112問(議決権)を優先復習してください。合否は総合7割(二種70問120分·300点·210点、一種100問160分·440点·308点)—分野別足切りはありません。

記事の基本情報

対象試験証券外務員(一種・二種)
分野金融商品・サービス
重要度A
法令・根拠金融商品取引法第2条
関連タグ債券 / 基本 / 編集合格

公式情報の確認

社債は、証券外務員(一種・二種)の学習で押さえたい用語です。制度、数値、義務の有無は年度や法令改正で変わることがあるため、受験前には公式情報も確認してください。

注意:本ページは学習用の要点整理です。出題範囲・法令・公式見解は変更される場合があります。本番前には必ず試験実施団体や法令原文などの公式情報を確認してください。