証券外務員試験の基準価額とは?1口価格·NAV算定·混同回避

基準価額について、定義・根拠・試験での押さえ方をまとめます。証券外務員試験の「基準価額」は、投信の受益権1口あたり価額です(第22問·第1344問·第513問)。原則毎営業日に算定され、一般投信の申込·解約の価格の基礎になります。「受益証券と完全同一」「譲渡益課税の制度」「分配後も変動しない」が定番の引っかけです。

この記事の要点

この記事では、基準価額の意味と試験での見方を、問題の解説に沿って整理します。

  • 基準価額は投資信託の受益権1口あたりの価額(信託財産を時価評価等で1口に換算した純資産価値)である
  • 原則として毎営業日に算定され、一般投信の申込・解約の価格の基礎となる
  • 純資産総額を受益権口数で除して算定される(口数を総額で除す算式は誤り)
  • 根拠:金融商品取引法
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この記事の信頼性について

執筆証外マスター編集部(学習用語、過去問の復習導線、試験ガイドを整理する編集チーム)
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事実確認日2026-06-16
主な参照元

1まず押さえる要点

投信の受益権1口あたりのNAV。純資産総額÷口数で算定。ノーロード投信も原則毎営業日

2試験で押さえるポイント

  • 基準価額は投資信託の受益権1口あたりの価額(信託財産を時価評価等で1口に換算した純資産価値)である
  • 原則として毎営業日に算定され、一般投信の申込・解約の価格の基礎となる
  • 純資産総額を受益権口数で除して算定される(口数を総額で除す算式は誤り)
  • 根拠:金融商品取引法を条文とセットで確認する

3定義と基本理解

投信の受益権1口あたりのNAV。純資産総額÷口数で算定。ノーロード投信も原則毎営業日。

基準価額投資信託受益権1口あたり価額として整理します。

信託財産を時価評価等に基づき換算した純資産価値(NAV per unit)で、一般投信の申込·解約の価格の基礎となります。

投信の価格決定は金商法·信託法の枠組みで整理されます。 基準価額は1口の価格いくらかの話です。 試験では算式確認と受益権·税制·他制度との混同が中心。 演習では第22問·第42問·第513問·第1344問·第1349問が定番です。

基準価額は信託財産を時価評価等で1口あたりに換算した価額です(第1344問·第513問)。 算式は純資産総額÷受益権口数。 第513問の逆算式(口数÷総額)は誤り。 原則毎営業日算定し一般投信の申込·解約の価格基礎となります(第22問)。 分配金支払いには除権があり基準価額は原則下落(第42問)。

  • 受益権は権利
  • 受益証券は表示
  • 基準価額は価格と別レイヤーです(第1349問)

譲渡益課税·源泉徴収等の税制用語とは無関係(第518問·第510問)。 ETFは市場価格とNAVが乖離し得ます(第29問)。

混同しやすい用語との違い(一覧)

用語押さえる要点
基準価額投信の受益権1口あたりのNAV。純資産総額÷口数で算定。ノーロード投信も原則毎営業日
投資信託多数の投資家の資金を一括運用し、受益権者に運用成果を還元する仕組み。オルタナティブ投信はヘッジ系の一類型
分配金投信の運用成果から受益者へ支払われる金銭。REITでは賃料収入等が典型
純資産総額投信の信託財産を時価評価したNAV総額。MMFも純資産総額方式で価格算定

数値・手続の正誤は演習と公式テキストで必ず確認してください。

金融商品取引法は、投信の受益権1口あたりのNAV。純資産総額÷口数で算定。ノーロード投信も原則毎営業日について定めた条文です。

5選択肢で問われやすい点

基準価額の定番引っかけは、受益証券·受益権と完全同一とする肢、譲渡益課税·源泉徴収等の税制用語と混同する肢、分配後も価額が動かないとする肢、純資産総額と同一数値とする肢です。

正解の型は「1口あたりの純資産価値」「毎営業日算定·申解価格の基礎」「総額÷口数で算定」側です。

問題文の「同一」「算定制度」「変動しない」がトリガー語です。

6よくある誤解・注意点

基準価額と受益証券が完全同一と読む肢が最多です(第1349問)。基準価額=1口の価格、受益証券=権利表示です。譲渡益課税·源泉徴収の算定制度(第518問·第510問)·分配後も変動しない(第42問)·純資産総額と同一数値(第513問選択肢3)·口数÷総額の逆算(第513問選択肢2)も典型です。「価格/権利/表示/税制」の4列表を白紙から書いてください。

7覚え方・整理のコツ

基準価額=1口のNAV。総額÷口数。毎営業日算定。除権で下落。受益証券≠同一。税制用語≠算定。

最後に「基準価額」が登場する過去問を1問解き、選択肢の根拠まで言語化して整理してください。

8例題で確認

9よくある質問

基準価額とは何ですか?
投信の受益権1口がいくらの純資産価値を持つかを示す価額です(第1344問)。信託財産を時価評価等で換算し、1口あたりに割り当てた数字が基準価額。一般投信では原則毎営業日に算定され(第22問)、その日の申込·解約の価格の基礎になります。キーワードは「1口のNAV」「価格指標」。権利の中身は受益権記事、表示形態は受益証券記事で詳述します。
純資産総額との算式は?
第513問·第243問の数式確認が頻出です。正しい関係は基準価額=純資産総額÷受益権口数のみ。純資産総額はNAVの総額、基準価額は1口分に相当します。誤答肢の型は2つ。「口数÷総額」への逆転と、両者が同じ数値と読む混同です。ホワイトボードに割り算の向きだけ矢印付きで書く習慣が有効です。
分配金·除権との関係は?
運用成果の還元と1口評価の変動は別レイヤーです(第42問)。分配金は利息·配当·売却益等から受益者へ支払われる金銭(第192問)。信託財産から金銭が出ていくため除権が生じ、基準価額は原則下がるのが通常。「受取後も価額不変」型は除権の見落とし。配当株と同様、受取=評価額調整とセットで説明。
試験ではどう問われますか?
出題は定義·算式·除権·他語混同の4パターンに集約。二種の柱は第22問(営業日算定)·第42問(除権)·第513問(NAV式)。一種は第1344問(〇×定義)と第1349問(証券混同)。税制記事の「基準価額算定」誤答肢(第518·510問)も横断復習を。演習DBで8問を10分計測し、誤答にタグ付け。タグ例:同一/税制/不変/逆算。

記事の基本情報

対象試験証券外務員(一種・二種)
分野金融商品・サービス
重要度A
法令・根拠金融商品取引法
関連タグ投信 / 編集合格

公式情報の確認

基準価額は、証券外務員(一種・二種)の学習で押さえたい用語です。制度、数値、義務の有無は年度や法令改正で変わることがあるため、受験前には公式情報も確認してください。

注意:本ページは学習用の要点整理です。出題範囲・法令・公式見解は変更される場合があります。本番前には必ず試験実施団体や法令原文などの公式情報を確認してください。