証券外務員試験の株主名簿とは?議決権・配当との関係

株主名簿について、定義・根拠・試験での押さえ方をまとめます。証券外務員試験の「株主名簿」は、株式会社株主の記録として備える名簿です(第142問·第1273問·第1279問)。基準日当日に名簿へ記載された者が配当·議決権の権利者となります(第258問·第538問)。「証券会社の取引履歴」「受益人名簿と同一」「名簿=議決権」は定番の引っかけです。

この記事の要点

この記事では、株主名簿の意味と試験での見方を、問題の解説に沿って整理します。

  • 株主名簿は株式会社が株主の氏名·住所·保有株数等を記載して備える名簿
  • 基準日当日に名簿へ記載された者が配当·議決権等の権利者となる
  • 記名式株式の名義書換は名簿上の名義更新で、約定·受渡とは別段階
  • 根拠:会社法第121条
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この記事の信頼性について

執筆証外マスター編集部(学習用語、過去問の復習導線、試験ガイドを整理する編集チーム)
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事実確認日2026-06-16
主な参照元

1まず押さえる要点

株式会社が株主の氏名·住所·保有株数等を記載して備える名簿。議決権行使·配当等に用いる

2試験で押さえるポイント

  • 株主名簿は株式会社が株主の氏名·住所·保有株数等を記載して備える名簿
  • 基準日当日に名簿へ記載された者が配当·議決権等の権利者となる
  • 記名式株式の名義書換は名簿上の名義更新で、約定·受渡とは別段階
  • 根拠:会社法第121条を条文とセットで確認する

3定義と基本理解

株式会社が株主の氏名·住所·保有株数等を記載して備える名簿。議決権行使·配当等に用いる。

株式会社が株主の氏名·住所·保有株式数等を記載して作成·備置する名簿として整理します。

配当·議決権等の株主権利の確定や、記名式株式の名義書換の基礎資料になります。

会社法第121条は、株式会社が株主名簿を作成しなければならないと定めます。 氏名·住所·保有株式数等を記載し、株主の権利関係を整理する会社側の帳簿です(第1273問·第1279問)。

上場株式は原則記名式有価証券であり、権利者は株主名簿に記載されます(第331問·第516問)。 株式譲渡後の名義書換は、名簿上の名義(氏名等)を更新する手続です(第246問·第484問)。 約定·受渡とは別段階の実務—混同しない点が定番です。

混同しやすい用語との違い(一覧)

用語押さえる要点
株主名簿株式会社が株主の氏名·住所·保有株数等を記載して備える名簿。議決権行使·配当等に用いる
記名式有価証券権利者の氏名等を記載し指名式で譲渡する有価証券。無記名式(占有移転)とは譲渡方法が異なる
議決権株主総会で会社の事項について投票する株主の権利。普通株式は原則1株1票。自己株式は原則行使不可
株主総会株式会社の株主が議決権等を行使する最高意思決定機関。定時·臨時があり配当·役員選任等を決議

数値・手続の正誤は演習と公式テキストで必ず確認してください。

会社法第121条は、株式会社が株主名簿を作成しなければならないと定めます。氏名·住所·保有株式数等を記載し、株主の権利関係を整理する会社側の帳簿です(第1273問·第1279問)。

5選択肢で問われやすい点

株主名簿の定番誤答は、主体の取り違え(証券会社·投信)、受益人名簿との同一視、議決権·株主総会との概念混同です。

正解の型は「株式会社が株主の氏名·住所等を記載して備える名簿」側です。

問題文の「誰が」「何を記載」「基準日」とセットで読むと判定が速くなります。

6よくある誤解・注意点

最多は証券会社の取引帳簿と短絡する誤りです(第1279問選択肢1)。次に受益人名簿と同一(第142問)、名簿=議決権(第1279問選択肢4)が典型です。名義書換を約定と同一視する肢も関連論点です(第246問)。

7覚え方・整理のコツ

株主名簿=会社が備える株主記録。基準日は名簿記載者が権利者。受益人名簿·取引帳簿と別。名簿≠議決権。

最後に「株主名簿」が登場する過去問を1問解き、選択肢の根拠まで言語化して整理してください。

8例題で確認

9よくある質問

株主名簿とは何ですか?
株式会社株主の氏名·住所·保有株式数等を記載して作成·備置する名簿です(第1273問)。株主の権利関係を整理する会社側の記録であり、配当支払い·議決権行使の前提資料になります。「会社が株主の氏名·住所等を記載して備える」は定義確認の正解候補になりやすいです。
誰が作成・管理しますか?
株式会社が作成·備置します。証券会社が顧客の取引履歴のみを載せる帳簿ではありません(第1279問選択肢1)。口座管理や約定記録は証券会社側の実務ですが、株主名簿そのものは発行会社の帳簿です。主体の取り違えは二種·一種とも定番です。
受益人名簿や議決権との違いは?
受益人名簿は投資信託の受益権者記録で、株主名簿とは別の帳簿です(第142問)。議決権は株主総会で行使する権利、株主名簿はその前提となる記録—関連はあっても同一概念ではありません(第1279問選択肢4)。名簿があっても株主総会は不要、という肢も誤りです。
試験でどう問われますか?
二種·一種とも定義主体·関連制度の組み合わせが中心です。演習では第142問(受益人名簿×)·第1273問(定義〇)·第1279問(五肢·主体混同)·第258問·第538問(基準日と名簿)を優先復習してください。合否は総合7割(二種70問120分·300点·210点、一種100問160分·440点·308点)—分野別足切りはありません。

記事の基本情報

対象試験証券外務員(一種・二種)
分野金融商品・サービス
重要度B
法令・根拠会社法第121条
関連タグ株式 / 基本 / 編集合格

公式情報の確認

株主名簿は、証券外務員(一種・二種)の学習で押さえたい用語です。制度、数値、義務の有無は年度や法令改正で変わることがあるため、受験前には公式情報も確認してください。

注意:本ページは学習用の要点整理です。出題範囲・法令・公式見解は変更される場合があります。本番前には必ず試験実施団体や法令原文などの公式情報を確認してください。