証券外務員試験の記名式有価証券とは?無記名式との違いと試験の論点

記名式有価証券について、定義・根拠・試験での押さえ方をまとめます。証券外務員試験の「記名式有価証券」は、権利者の氏名等を記載し指名式で譲渡する有価証券です(第111問·第516問)。上場株式は原則記名式で株主名簿に記載されます(第331問)。「占有移転で譲渡」「無記名式と同一譲渡方法」「有価証券非該当·受益証券」が定番の引っかけです。

この記事の要点

この記事では、記名式有価証券の意味と試験での見方を、問題の解説に沿って整理します。

  • 記名式有価証券は権利者の氏名等を記載し、指名式の方式により譲渡される有価証券である
  • 上場株式は原則として記名式であり、株主名簿に権利者が記載される
  • 無記名式は占有移転で譲渡され、記名式とは譲渡方法が異なる
  • 根拠:会社法第214条
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この記事の信頼性について

執筆証外マスター編集部(学習用語、過去問の復習導線、試験ガイドを整理する編集チーム)
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事実確認日2026-06-16
主な参照元

1まず押さえる要点

権利者の氏名等を記載し指名式で譲渡する有価証券。無記名式(占有移転)とは譲渡方法が異なる

2試験で押さえるポイント

  • 記名式有価証券は権利者の氏名等を記載し、指名式の方式により譲渡される有価証券である
  • 上場株式は原則として記名式であり、株主名簿に権利者が記載される
  • 無記名式は占有移転で譲渡され、記名式とは譲渡方法が異なる
  • 根拠:会社法第214条を条文とセットで確認する

3定義と基本理解

権利者の氏名等を記載し指名式で譲渡する有価証券。無記名式(占有移転)とは譲渡方法が異なる。

権利者の氏名等を記載する指名式の方式により譲渡される有価証券として整理します。

上場株式は原則として記名式であり、株主名簿に権利者が記載されます。

会社法第214条は、上場会社が発行する株式は記名式のみとすることを定めます。 試験では記名式·無記名式の譲渡方法の対比が中心です。 演習では第111問·第331問·第516問が定番です。

記名式有価証券権利者の氏名等を記載する指名式の方式により譲渡される有価証券です(第111問·第516問)。 券面·帳簿上で誰が権利者かが特定され、譲渡は指名に基づく手続で行われます。 株式の場合、株主名簿に権利者が記載されます(第331問·第142問)。

混同しやすい用語との違い(一覧)

用語押さえる要点
記名式有価証券権利者の氏名等を記載し指名式で譲渡する有価証券。無記名式(占有移転)とは譲渡方法が異なる
無記名式有価証券権利者の氏名等を記載せず占有移転で譲渡する有価証券。上場株式は原則記名式であり無記名式ではない
株主名簿株式会社が株主の氏名·住所·保有株数等を記載して備える名簿。議決権行使·配当等に用いる
有価証券第1項は国債証券·株券·受益証券·CP等を列挙。派生商品は現物有価証券と別カテゴリ

数値・手続の正誤は演習と公式テキストで必ず確認してください。

会社法第214条は、上場会社が発行する株式は記名式のみとすることを定めます。試験では記名式·無記名式の譲渡方法の対比が中心です。

5選択肢で問われやすい点

記名式有価証券の定番誤答は、無記名式との譲渡方法混同(占有移転)、上場株の無記名式原則、有価証券非該当·受益証券との混同です。

正解の型は「氏名等を記載·指名式譲渡」「上場株式は原則記名式」「株主名簿に記載」側です。

問題文の「占有移転」「無記名原則」「同一譲渡」「該当しない」がトリガー語です。

6よくある誤解・注意点

占有移転により譲渡されると読む肢が最多です(第111問·第516問)。これは無記名式の典型であり、記名式は指名式です。次に上場株式は無記名式が原則(第332問·第511問)、記名式と無記名式は同一譲渡方法(第516問)が典型です。受益証券·投信の受益権表示との混同も第516問選択肢(5)で問われます。

7覚え方・整理のコツ

記名式=氏名記載·指名式譲渡。無記名=占有移転。上場株=記名式原則·株主名簿。「占有移転」「無記名原則」肢に注意。

最後に「記名式有価証券」が登場する過去問を1問解き、選択肢の根拠まで言語化して整理してください。

8例題で確認

9よくある質問

記名式有価証券とは何ですか?
権利者の氏名等を記載し、指名式の方式により譲渡される有価証券です(第111問·第516問)。誰が権利者かが特定され、譲渡は指名に基づく手続で行われます。上場株式は原則記名式であり、株主名簿に権利者が記載されます(第331問)。金融商品取引法第2条の有価証券に該当します。
無記名式との違いは?
試験の核心は譲渡方法の1列比較です。記名式=指名式(第111問)、無記名式=占有移転(第121問)。第111問は「記名式は占有移転」という〇×の引っかけ、第511問·第516問は五肢選択で定義の入れ替えが出題されます。白紙に2行だけ書けるか確認するのが最短の復習法です。
上場株式との関係は?
第331問·第516問の正解候補は「上場株式は原則記名式」です。会社法第214条の趣旨と接続します。第332問·第511問の「上場株は無記名式が原則」は定番の誤りです。記名式株式の売買後には名義書換(株主名簿の名義更新)が必要となる場面があり、約定·受渡とは別段階です(第246問·第484問)。
試験でどう問われますか?
二種·一種とも定義(指名式)·無記名式との対比上場株式=記名式原則が中心です。演習では第111問·第121問·第331問·第332問·第511問·第516問を優先復習してください。株主名簿(第142問)·名義書換(第484問)も記名式株式の実務文脈で接続します。合否は総合7割(二種70問120分·300点·210点、一種100問160分·440点·308点)—分野別足切りはありません。

記事の基本情報

対象試験証券外務員(一種・二種)
分野金融商品・サービス
重要度B
法令・根拠会社法第214条
関連タグ基本 / 金商法 / 編集合格

公式情報の確認

記名式有価証券は、証券外務員(一種・二種)の学習で押さえたい用語です。制度、数値、義務の有無は年度や法令改正で変わることがあるため、受験前には公式情報も確認してください。

注意:本ページは学習用の要点整理です。出題範囲・法令・公式見解は変更される場合があります。本番前には必ず試験実施団体や法令原文などの公式情報を確認してください。