証券外務員試験の議決権とは?1株1票と株主総会の関係

議決権について、定義・根拠・試験での押さえ方をまとめます。証券外務員試験の「議決権」は、株主株主総会で会社の事項について投票する権利です(第112問·第353問·第1256問)。普通株式は原則1株1票(第301問·第1272問)。社債権者·自己株式は原則議決権なし—「総会=議決権」「社債も投票」は定番の引っかけです。

この記事の要点

この記事では、議決権の意味と試験での見方を、問題の解説に沿って整理します。

  • 議決権は株主総会で会社の事項について投票する株主の権利
  • 普通株式は原則1株1票で、会社法第189条が根拠
  • 社債権者·自己株式は原則として株主総会で議決権を行使できない
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この記事の信頼性について

執筆証外マスター編集部(学習用語、過去問の復習導線、試験ガイドを整理する編集チーム)
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事実確認日2026-06-16
主な参照元

1まず押さえる要点

株主総会で会社の事項について投票する株主の権利。普通株式は原則1株1票。自己株式は原則行使不可

2試験で押さえるポイント

  • 議決権は株主総会で会社の事項について投票する株主の権利
  • 普通株式は原則1株1票で、会社法第189条が根拠
  • 社債権者·自己株式は原則として株主総会で議決権を行使できない

3定義と基本理解

株主総会で会社の事項について投票する株主の権利。普通株式は原則1株1票。自己株式は原則行使不可。

株式会社の株主が株主総会において会社の事項について投票する権利として整理します。

普通株式は原則1株1票です。

会社法第189条は、株主総会における議決権を定めます。 原則1株1票とします(第301問·第1272問)。 議決権は株主総会で行使する権利であり、総会そのもの(場)や株主名簿(記録)とは別概念です(第1260問·第1279問)。

普通株式の株主は原則どおり議決権を有します。 種類株式では定款により議決権を制限し得ます(第353問·第371問)。 優先株式が一律に議決権禁止、という肢は誤りです(第1260問選択肢4)。

混同しやすい用語との違い(一覧)

用語押さえる要点
議決権株主総会で会社の事項について投票する株主の権利。普通株式は原則1株1票。自己株式は原則行使不可
株式株式会社への出資持分(株主としての社員たる地位)。株券はその表示方法、上場株は口座簿記が原則
普通株式議決権·利益配当請求権·残余財産分配請求権を通常どおり行使できる会社法上の標準的な株式(種類株の対比で出題)
社債会社が発行する金銭債権(債券)。転換社債(CB)は転換権付きの派生形態

数値・手続の正誤は演習と公式テキストで必ず確認してください。

会社法第189条は、株主総会における議決権を定めます。原則1株1票とします(第301問·第1272問)。

5選択肢で問われやすい点

議決権の定番誤答は、社債·社債券との混同、自己株式の議決権行使、株主総会との概念同一視、優先株式の一律禁止です。

正解の型は「株主総会で投票する権利」「普通株は1株1票」側です。

問題文の「誰が」「どこで」「1株1票」とセットで読むと判定が速くなります。

6よくある誤解・注意点

社債権者も議決権と短絡する誤りが最多です(第112問·第353問)。次に自己株式も議決権(第91問·第514問)、株主総会=議決権(第1260問選択肢3)が典型です。優先株式の一律禁止肢も見落としやすいです(第1260問選択肢4)。

7覚え方・整理のコツ

議決権=株総で投票する権利。普通株は1株1票。社債·自己株は原則不可。株主総会(場)·名簿(記録)と別。

最後に「議決権」が登場する過去問を1問解き、選択肢の根拠まで言語化して整理してください。

8例題で確認

9よくある質問

議決権とは何ですか?
株式会社の株主株主総会において会社の事項について投票する権利です(第1256問)。配当·取締役選任等の決議に加わるための株主権の核心です。「株主総会の決議に加わる権利」「株主総会で投票する権利」は定義確認の正解候補になりやすいです。
1株1票とは?
普通株式では原則1株につき1個の議決権を有します(第301問·第1272問)。会社法第189条が根拠です。種類株式は定款で議決権を制限し得ますが、優先株式が法律で一律禁止、という肢は誤りです(第1260問選択肢4)。同種内では株主平等の原則(第161問)と接続します。
社債や自己株式との違いは?
社債·社債券の保有者は金銭債権者であり、株主総会の議決権はありません(第112問·第353問)。自己株式も原則として議決権を行使できません(第91問·第514問)。白紙に「株主/社債権者/自己株式|議決権の有無」の3行表を書くと、定番肢を即判定できます。
試験でどう問われますか?
重要度A—二種·一種とも定義1株1票·行使主体の組み合わせが中心です。演習では第112問(社債×)·第301問(1株1票〇)·第353問(五肢·社債混同)·第1256問·第1260問(一種)を優先復習してください。合否は総合7割(二種70問120分·300点·210点、一種100問160分·440点·308点)—分野別足切りはありません。

記事の基本情報

対象試験証券外務員(一種・二種)
分野金融商品・サービス
重要度A
法令・根拠会社法第189条
関連タグ株式 / 基本 / 編集合格

公式情報の確認

議決権は、証券外務員(一種・二種)の学習で押さえたい用語です。制度、数値、義務の有無は年度や法令改正で変わることがあるため、受験前には公式情報も確認してください。

注意:本ページは学習用の要点整理です。出題範囲・法令・公式見解は変更される場合があります。本番前には必ず試験実施団体や法令原文などの公式情報を確認してください。