証券外務員試験の株式併合とは?株式分割との違い

株式併合について、定義・根拠・試験での押さえ方をまとめます。証券外務員試験の「株式併合」は、複数株を1株にまとめる会社法上の手続です。発行済株式数は減り、1株あたりの株価はおおむね比例して調整されますが、株主の経済的持分原則不変です(第102問·第1093問·第1305問)。株式分割(株数増)の逆操作—「株数を増やす」「分割と同一」は定番の引っかけです。

この記事の要点

この記事では、株式併合の意味と試験での見方を、問題の解説に沿って整理します。

  • 株式併合は複数株を1株に併合し発行済株式数を減らす手続
  • 経済的持分は原則不変で、株式分割(株数増)と逆方向に整理する
  • 2株→1株の数値例で株数·株価·持分の変化を確認する
  • 根拠:会社法第184条
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この記事の信頼性について

執筆証外マスター編集部(学習用語、過去問の復習導線、試験ガイドを整理する編集チーム)
確認証外マスター編集部(公開前に公式情報、法令情報、サイト内の関連ページとの整合性を確認)
事実確認日2026-06-16
主な参照元

1まず押さえる要点

複数株を1株に併合し株数を減らす手続。1株あたり株価を調整(株式分割の逆方向)

2試験で押さえるポイント

  • 株式併合は複数株を1株に併合し発行済株式数を減らす手続
  • 経済的持分は原則不変で、株式分割(株数増)と逆方向に整理する
  • 2株→1株の数値例で株数·株価·持分の変化を確認する
  • 根拠:会社法第184条を条文とセットで確認する

3定義と基本理解

複数株を1株に併合し株数を減らす手続。1株あたり株価を調整(株式分割の逆方向)。

複数の株式を1株に併合し、発行済株式数を減らすとともに1株あたりの株価を調整する手続として整理します。

株主の経済的持分は原則変わりません。

会社法第184条は、株式会社が複数の株式を1株に併合する手続を定めます。 株式併合は複数株を1株にまとめ、発行済株式数を減らす資本政策です(第102問·第1305問)。 たとえば2株→1株併合なら持株数は半分、1株あたり株価はおおむね2倍—調整前後の経済的価値は原則変わりません(第361問選択肢5)。

株式分割は1株を複数株に分け株数を増やす逆方向の手続です(第341問·第1086問)。 併合=株数減·株価上。 分割=株数増·株価下。 2列で対比すると方向の取り違えに強くなります。 投資単位を調整する資本政策としても出題されます。 併合後も単元株式数(原則100株)の考え方は継続します。

混同しやすい用語との違い(一覧)

用語押さえる要点
株式併合複数株を1株に併合し株数を減らす手続。1株あたり株価を調整(株式分割の逆方向)
株式分割1株を複数株に分割し株価を調整する会社の手続。発行済株式数は増えるが経済的持分は原則不変
単元株式数取引所で1単元として売買される株式の数。東証は原則100株が1単元。投信口数とは別概念
普通株式議決権·利益配当請求権·残余財産分配請求権を通常どおり行使できる会社法上の標準的な株式(種類株の対比で出題)

数値・手続の正誤は演習と公式テキストで必ず確認してください。

会社法第184条は、株式会社が複数の株式を1株に併合する手続を定めます。株式併合は複数株を1株にまとめ、発行済株式数を減らす資本政策です(第102問·第1305問)。

5選択肢で問われやすい点

株式併合の定番誤答は、株式分割との同一視、発行済株式数の増加、経済的持分の増加、議決権消滅です。

正解の型は「複数株を1株に併合」「株数減·株価調整」「持分は原則不変」側です。

問題文の「併合」「分割」「株数増減」がトリガー語です。

2株→1株の数値例で方向を確認してください。

6よくある誤解・注意点

株式分割と方向を取り違え、株数を増やす手続と短絡する誤りが最多です(第102問)。同一手続と読む肢も典型です(第361問·第1310問)。持分が増える、と誤解するパターンも見落としやすいです。

7覚え方・整理のコツ

併合=複数株→1株。株数減·株価上。持分は原則不変。分割(株数増)とは逆方向です。

最後に「株式併合」が登場する過去問を1問解き、選択肢の根拠まで言語化して整理してください。

8例題で確認

9よくある質問

株式併合とは何ですか?
複数株を1株にまとめ、発行済株式数を減らす会社法上の手続です(第1305問)。1株あたりの株価はおおむね比例して調整され、資本政策の一つとして整理します。「複数株を1株にまとめる」は定義確認の正解候補になりやすいです。
株式分割との違いは?
併合=株数·株価分割=株数·株価の逆方向です(第102問·第361問)。白紙に「併合/分割|株数の増減|1株株価」の3列表を書くと、第1310問の「同一手続」肢を即判定できます。方向の取り違え防止に有効です。
株主の持分は変わりますか?
原則として変わりません。株数は減っても1株あたり株価が調整されるため、経済的持分(出資比率·持分価値)は原則不変です(第361問)。「持分が増える/減る」は定番の引っかけです。1500円·2株→3000円·1株の計算例で確認すると定着しやすいです。
試験でどう問われますか?
二種·一種とも定義分割との対比·株数方向が中心です。演習では第102問(株数増×)·第361問(五肢·分割混同)·第1093問·第1305問(一種定義)を優先復習してください。合否は総合7割(二種70問120分·300点·210点、一種100問160分·440点·308点)—分野別足切りはありません。

記事の基本情報

対象試験証券外務員(一種・二種)
分野金融商品・サービス
重要度C
法令・根拠会社法第184条
関連タグ株式 / 基本 / 編集合格

公式情報の確認

株式併合は、証券外務員(一種・二種)の学習で押さえたい用語です。制度、数値、義務の有無は年度や法令改正で変わることがあるため、受験前には公式情報も確認してください。

注意:本ページは学習用の要点整理です。出題範囲・法令・公式見解は変更される場合があります。本番前には必ず試験実施団体や法令原文などの公式情報を確認してください。