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証券外務員(二種) 実践演習 第58問(その他法令・業務)
問題
顧客本位の業務運営に関する次の記述のうち、最も適切でないものはどれか。
選択肢
- (1) 顧客の最善の利益を最優先に考える業務運営の考え方である。
- (2) 日本証券業協会が掲げる業務運営の基本方針の一つである。
- (3) 投資結果について、業者が顧客の損失を保証する制度である。
- (4) 自己責任原則と矛盾するものではない。
- (5) 商品販売・勧誘のプロセス改善と接続する。
正答
正答は (3) です。
解説
正解の理由
顧客本位は業務運営の方針であり、投資損失の補填・保証を意味するものではありません。顧客本位・自己責任・利益保護理念を、それぞれ「誰の何を守るか」で1行ずつ言い換えてみてください。(3)「投資結果について、業者が顧客の損失を保証する制度である」は、他肢と比べて最も適切でない記述である。
他の選択肢
(1)
「顧客の最善の利益を最優先に考える業務運営の考え方である」について、一見もっともらしいですが、正答(3)「投資結果について、業者が顧客の損失を保証する制度である。」ほど学習・制度・実務の観点で問題がある記述ではありません。「最も適切でない」形式では、正しそうな肢が複数あることがあります。各肢の主語・客体・数字・期限・手続の順序が設問条件と合うかを確認し、最も不適切な一つだけを選びます。
(2)
「日本証券業協会が掲げる業務運営の基本方針の一つである」について、日本証券業協会が掲げる業務運営の基本方針の一つである点も、日証協自主規制の位置づけとして妥当な記述です。損失保証(3)という誤りとは別の論点です。正しい対策であり、本問が求める「適切でないもの」には該当しない。
(4)
「自己責任原則と矛盾するものではない」について、自己責任原則と矛盾しない点も、方針(顧客本位)と損益の負担先(投資家)を分ける正しい理解です。
(5)
「商品販売・勧誘のプロセス改善と接続する」について、商品販売・勧誘のプロセス改善(説明の質・適合性の確認等)と接続する点も、顧客本位の実務的な捉え方として適切です。
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