証券外務員試験の株主平等の原則とは?種類株式との関係と試験の論点
株主平等の原則について、定義・根拠・試験での押さえ方をまとめます。証券外務員試験の「株主平等の原則」は、同種の株主は会社法上平等に扱われるべきという原則です(第161問·第508問)。キーワードは同種内平等—同じ普通株式の株主間で配当等を不平等にできません。「種類株は常に禁止」「普通株間で不平等可」「議決権と無関係」が定番の引っかけです。
この記事の要点
この記事では、株主平等の原則の意味と試験での見方を、問題の解説に沿って整理します。
- 株主平等の原則は同種の株主は会社法上平等に扱われるべきという原則である
- 同じ普通株式の株主間では配当·議決権等を不平等に扱えない
- 種類株式による種類間の権利差異とは両立し、種類株式の設定が常に禁止されるわけではない
- 根拠:会社法第109条
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この記事の信頼性について
| 執筆 | 証外マスター編集部(学習用語、過去問の復習導線、試験ガイドを整理する編集チーム) |
|---|---|
| 確認 | 証外マスター編集部(公開前に公式情報、法令情報、サイト内の関連ページとの整合性を確認) |
| 事実確認日 | 2026-06-16 |
| 主な参照元 |
1まず押さえる要点
同種の株主は会社法上平等に扱われる原則。種類株式による種類間の権利差異とは両立する
2試験で押さえるポイント
- 株主平等の原則は同種の株主は会社法上平等に扱われるべきという原則である
- 同じ普通株式の株主間では配当·議決権等を不平等に扱えない
- 種類株式による種類間の権利差異とは両立し、種類株式の設定が常に禁止されるわけではない
- 根拠:会社法第109条を条文とセットで確認する
3定義と基本理解
同種の株主は会社法上平等に扱われる原則。種類株式による種類間の権利差異とは両立する。
同種の株主は会社法上平等に扱われるべきという原則として整理します。
同じ普通株式の株主間では配当·議決権等を不平等に扱えません。
会社法第109条は、種類株式がある場合の株主の取扱い等について定めます。 試験では同種内平等·種類株との両立が中心です。 演習では第161問·第508問が定番です。
株主平等の原則は、同種の株主は会社法上平等に扱われるべきという基本原則です(第161問·第508問)。 たとえば同じ普通株式の株主AとBの間で、配当率や議決権行使を株主ごとに不平等にすることはできません。 1株1票(会社法第189条)も同種内の平等の典型例です(第301問)。
混同しやすい用語との違い(一覧)
| 用語 | 押さえる要点 |
|---|---|
| 株主平等の原則 | 同種の株主は会社法上平等に扱われる原則。種類株式による種類間の権利差異とは両立する |
| 種類株式 | 定款で内容が異なる普通株式以外の株式(優先株式等)。株主平等の原則(同種内)とは両立する |
| 普通株式 | 議決権·利益配当請求権·残余財産分配請求権を通常どおり行使できる会社法上の標準的な株式(種類株の対比で出題) |
| 優先株式 | 配当·残余財産の分配等で普通株式より優先され得る種類株式の代表例(議決権制限の設計もあり得る) |
数値・手続の正誤は演習と公式テキストで必ず確認してください。
4法令・根拠
会社法第109条
会社法第109条は、種類株式がある場合の株主の取扱い等について定めます。試験では同種内平等·種類株との両立が中心です。
5選択肢で問われやすい点
株主平等の定番引っかけは、すべての株主が完全同一権利と読む肢、種類株式の設定禁止、同種内での不平等許容、議決権との無関係想定、金商法原則·投信受益人への混同です。
正解の型は「同種の株主は会社法上平等」「同種内で配当·議決権等を不平等にできない」「種類株の権利差異とは両立」側です。
問題文の「常に禁止」「不平等可」「無関係」がトリガー語です。
6よくある誤解・注意点
株主平等により種類株式の設定は常に禁止と読む肢が最多です(第508問·第161問)。平等が及ぶのは同種内であり、種類間の差異は会社法第108条で認められます。同じ普通株式の株主間で配当を不平等に扱ってもよい(第508問選択肢3)·議決権と完全無関係(第508問選択肢4)·投信受益人にのみ適用(第508問選択肢5)も典型です。「同種内/種類間」の2層表を白紙から書けるか確認してください。
7覚え方・整理のコツ
株主平等=同種内で平等。普通株A·Bは同待遇。種類株は種類間で差異可。「常に禁止」「不平等可」「無関係」肢に注意。
最後に「株主平等の原則」が登場する過去問を1問解き、選択肢の根拠まで言語化して整理してください。
8例題で確認
9よくある質問
株主平等の原則とは何ですか?
種類株式と矛盾しませんか?
配当·議決権とどう関係しますか?
試験でどう問われますか?
記事の基本情報
| 対象試験 | 証券外務員(一種・二種) |
|---|---|
| 分野 | 金融商品・サービス |
| 重要度 | B |
| 法令・根拠 | 会社法第109条 |
| 関連タグ | 株式 / 基本 / 編集合格 |
公式情報の確認
株主平等の原則は、証券外務員(一種・二種)の学習で押さえたい用語です。制度、数値、義務の有無は年度や法令改正で変わることがあるため、受験前には公式情報も確認してください。
- 日本証券業協会(公式) … 証券外務員資格試験の試験日程・要項・合格発表などの公式情報を確認してください。
- 証券外務員資格試験 … 一種・二種外務員の受験案内・試験範囲・CBT 会場情報。
- 外務員・内部管理責任者等登録 … 合格後の登録手続き・有効期限・更新について。
- 金融商品取引法(e-Gov) … 第2条(有価証券の定義)など条文原文を確認できます。
注意:本ページは学習用の要点整理です。出題範囲・法令・公式見解は変更される場合があります。本番前には必ず試験実施団体や法令原文などの公式情報を確認してください。