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証券外務員(一種) 実践演習 第1019問(金融商品・サービス)
問題
ブックビルディングに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
選択肢
- (1) 需要調査等に基づき発行価格・割当数量等を決定する引受方式である。
- (2) IPO等の新規発行で用いられる場面がある。
- (3) ベストエフォート方式と常に完全に同一の手続である。
- (4) 引受証券会社が投資家の需要情報を収集する点が特徴である。
- (5) 発行価格決定に関連する引受の手法の一つである。
正答
正答は (3) です。
解説
正解の理由
BBとベストエフォートは引受方式が異なります。「常に完全同一」は誤り。需要調査の有無が分岐点です。正答は(3)です。『ベストエフォート方式と常に完全に同一の手続である』は誤りです。ブックビルディングは需要調査に基づき価格・割当を決めますが、ベストエフォートは売れ残りリスクの分担等が異なる別方式です。(3)「ベストエフォート方式と常に完全に同一の手続である」は、他肢と比べて最も適切でない記述である。
他の選択肢
(1)
「需要調査等に基づき発行価格・割当数量等を決定する引受方式である」について、需要調査に基づき発行価格・割当数量等を決定する点は、ブックビルディングの定義そのものです。IPOにおける価格決定の典型像として、試験でも正しい記述として扱われます。
(2)
「IPO等の新規発行で用いられる場面がある」について、新規発行で用いられる場面がある点も、BBの実務的位置づけとして正しい理解です。
(4)
「引受証券会社が投資家の需要情報を収集する点が特徴である」について、投資家需要を収集して発行価格・割当を決める点は、BBの手続の核心です。「ベストエフォートと常に完全同一」という誤り(3)とは、需要調査の有無で明確に区別できます。
(5)
「発行価格決定に関連する引受の手法の一つである」について、有価証券の引受手法の一つとして位置づけられる点も、発行市場の整理として正しい記述です。コンペティティブ方式等と並ぶ類型として、一種試験の頻出論点です。
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