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実践演習 · 金融商品・サービス

証券外務員(一種) 実践演習 第1010問(金融商品・サービス)

問題

先物取引に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

選択肢

  1. (1) 将来の一定期日に、あらかじめ約定した価格で原資産を売買する義務を負う。
  2. (2) 取引所取引では値洗いにより日々損益が精算される。
  3. (3) 買い手は権利行使を放棄することで売買義務を免れる。
  4. (4) 少ない証拠金で原資産価格に連動するためレバレッジ効果がある。
  5. (5) 元本が保証される取引である。

正答

正答は (3) です。

解説

正解の理由

権利行使の放棄で義務を免れるのはオプション買い手の論点です。先物は約定した売買義務を負います。第1004問・第1005問と合わせ、先物・オプション・信用の3列比較表を白紙から書けるか確認してください。(3)「買い手は権利行使を放棄することで売買義務を免れる」は、他肢と比べて最も適切でない記述である。

他の選択肢

  • (1)

    「将来の一定期日に、あらかじめ約定した価格で原資産を売買する義務を負う」について、将来の一定期日に約定価格で原資産を売買する義務を負う点は、先物取引の定義そのものです。日経225先物などの典型例と整合します。

  • (2)

    「取引所取引では値洗いにより日々損益が精算される」について、取引所先物では値洗いにより日々損益が精算されます。証拠金制度とセットで理解される先物取引の基本制度です。義務の放棄で取引を免れる仕組みは、先物にはありません。

  • (4)

    「少ない証拠金で原資産価格に連動するためレバレッジ効果がある」について、証拠金の差入れにより原資産価格に連動するレバレッジ効果は、先物取引の一般的な特徴として説明されます。先物は義務の売買である点が、オプションとの決定的な違いです。

  • (5)

    「元本が保証される取引である」について、先物取引も元本非保証であり、相場変動により損失が拡大し得ます。「元本が保証される」とする記述は金融商品の原則に反します。

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