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証券外務員(一種) 実践演習 第1159問(その他法令・業務)
問題
信託保全に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
選択肢
- (1) 投資の運用損失を顧客に補填する制度である。
- (2) 顧客の金銭を保護するための制度の一つである。
- (3) 分別管理と常に完全に同一の制度である。
- (4) 先物・オプション取引の証拠金制度と同一である。
- (5) 本人確認(取引時確認)と完全に同一の手続である。
正答
正答は (2) です。
解説
正解の理由
信託保全は顧客金銭の保護制度です。運用損補填・分別管理同一・証拠金同一、はいずれも誤りです。第1156問・第1032問・第1039問と合わせ、分別管理/信託保全/有価証券信託を白紙から3行表にしてください。
他の選択肢
(1)
「投資の運用損失を顧客に補填する制度である」について、信託保全は顧客預かり金銭の保管・返還を守る制度であり、ファンドの値動きによる運用損失を補填するものではありません。「運用損補填」とする記述は、投資リスクと混同する誤りです。
(3)
「分別管理と常に完全に同一の制度である」について、分別管理と関連はありますが、常に完全同一の制度ではありません。第1032問・第1039問と区別し、信託保全は顧客金銭の保護を具体化する手段の一つです。
(4)
「先物・オプション取引の証拠金制度と同一である」について、先物・オプションの証拠金はデリバ取引の履行担保、信託保全は顧客金銭の保護であり、別制度です。第1007問の論点と区別する誤りです。
(5)
「本人確認(取引時確認)と完全に同一の手続である」について、本人確認は犯収法に基づくマネロン対策の手続であり、信託保全とは目的・内容が異なります。第1154問と区別する誤りです。
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