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証券外務員(一種) 実践演習 第1029問(金融商品・サービス)
問題
MBO(Management Buy-Out)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
選択肢
- (1) 経営陣が主導する買収である。
- (2) 新規公開(IPO)と同一の目的・手続で実施される。
- (3) 非公開化(上場廃止)を伴うことが多い。
- (4) 公開買付け(TOB)を利用する場合がある。
- (5) 金商法上の届出・開示ルールが関与する場合がある。
正答
正答は (2) です。
解説
正解の理由
MBOは買収・非公開化、IPOは初上場・売出しです。両者を同一目的・手続とみなすのは誤った理解です。第1021問・第1020問と合わせ、MBO→TOB→非公開化の流れを矢印3段で白紙に書いてみましょう。(2)「新規公開(IPO)と同一の目的・手続で実施される」は、他肢と比べて最も適切でない記述である。
他の選択肢
(1)
「経営陣が主導する買収である」について、経営陣が主導する買収である点は、MBOの定義そのものです。Management Buy-Outの名称どおり、経営陣主導が核心であり、試験でも正しい記述として扱われます。
(3)
「非公開化(上場廃止)を伴うことが多い」について、非公開化(上場廃止)を伴うことが多い点も、MBOの典型シナリオとして正しい理解です。TOB経由で上場株を買集めた後に上場廃止となる流れが典型です。
(4)
「公開買付け(TOB)を利用する場合がある」について、公開買付け(TOB)を利用して上場株式を買い集める場合がある点も、MBOの実務的位置づけとして正しい記述です。買付届出書等の金商法手続と接続します。
(5)
「金商法上の届出・開示ルールが関与する場合がある」について、金商法上の届出・開示ルールが関与する場合がある点も、TOB利用時の公開買付届出書等と接続する正しい理解です。一種のM&A論点として押さえます。
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