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証券外務員(二種) 実践演習 第576問(その他法令・業務)
問題
CRS(共通報告基準)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
選択肢
- (1) 税務上の居住地情報等を参加国間で自動交換するための多国間の基準である。
- (2) CRSは、犯罪収益移転防止法そのものである。
- (3) CRSは、FATCAと完全に同一の米国法である。
- (4) CRSは、投資信託の基準価額算定の制度である。
- (5) CRSは、有価証券の募集又は売出しである。
正答
正答は (1) です。
解説
正解の理由
CRSはOECD基準の多国間自動交換、FATCAは米国法、犯収法は本人確認です。CRS・FATCA・本人確認を「目的/根拠」の3行表にしてみましょう。
他の選択肢
(2)
「CRSは、犯罪収益移転防止法そのものである」について、犯罪収益移転防止法はマネロン対策の本人確認等を定める法律であり、税務情報交換のCRSとは別です。多国間交換(1)の正答とは別で、犯収法同一(2)という誤りです。
(3)
「CRSは、FATCAと完全に同一の米国法である」について、FATCAは米国法の口座情報報告制度、CRSはOECD基準の多国間制度であり、同一ではありません。多国間交換(1)の正答とは別で、FATCA同一(3)という誤りです。
(4)
「CRSは、投資信託の基準価額算定の制度である」について、基準価額算定は投信の価格算定制度であり、国際税務のCRSとは無関係です。多国間交換(1)とは別の誤りです。
(5)
「CRSは、有価証券の募集又は売出しである」について、募集又は売出しは発行市場の取得勧誘であり、CRSの税務情報交換とは無関係です。多国間交換(1)とは別の誤りです。
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